ニューヨーク、住んでみればこんなとこ

気がつけばNY滞在10年以上。2006年生まれの息子はハーレムの公立学校へ通っています。住んでみれば「こんなところ」なニューヨーク、をご紹介です。最近はナチュラルライフに興味ありです。Copyright © 2009 - 2015 "New York, sun de mire ba konna toko" All Rights Reserved. 無断転写はご遠慮下さい。

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ハンターカレッジお受験、辞める

ハンターカレッジ幼稚園に入るには、まずは申し込みをして(65ドル)、それから学校指定のサイコロジストに会って、テストを受ける。

そのテストは学校側が指定した日にちまでに受けないと、受験拒否となる。

あたしはその「受験拒否」を選んだ。



息子のテスト最終〆切日は11月30日。

どのサイコロジストがいいのだろうか、と、悩みに悩んだ。
というのも、まったく情報がないから。
学校側から渡されたリストをみても、何がなにやらさっぱりわからない。

ある黒人のお母さんは、上のお兄ちゃんが失敗したのが「黒人のサイコロジストにしなかったからだ」とも言っていた。もしくはジャネット・ジャクソンなどの有名なサイコロジストにしたからかも、とか。

落ちた理由をそういったところに持っていくのも、なんだかな、とも。

でも人種によっての気質というものもあるだろうし、あたし的には獅子丸は「アジア人でもある」から、そういう繊細的な部分もくみ取って欲しい、という気持ちもなきにしもあらず。

そんなとき、息子さんを9月にテストを受けさせたお母さんと、公園で偶然にも再会。
サイコロジストを紹介してもらって、29日の午後4時にセットアップ。

テストを受ける24時間前までに、テスト費用325ドル(1ドル85円として27,625円)+書類を送る。

それにしても、どうしてテスト費用などがいるのだろう。

ハンターカレッジは公立じゃないか。
公立の学校は無料が基本じゃないか。

申し込み料金65ドル
テスト費用325ドル

合計390ドル。

決して安くはない。

もちろん、ファイナンシャルエイドがあって、料金が安くなるけれど、そのためには資料をいろいろと出さないといけないので、それはそれで面倒。

ハンターカレッジは公立でありながら、独自のプログラムで運営されているので、お金がかかるということらしいのですが。

確かにカリキュラムは素晴らしいという話はいろいろな人から聞いる。
1次試験に受かっただけで「あなたの子どもは秀才よ」とカテゴライズされるとか。

それなのに、あたしがここに来て、どうして受験を辞めたのか。

こういうことをやっていると、ポジティブな話とネガティブな話が耳に入ってくる。
面白いもので、ネガティブな話のほうが、たくさん入ってくるんだよね。

そういうものって


子どもを入れたかったけれど、入らなかった。
最初から諦めている(本当は子どもを入れたいけれど、そこまで頭がよくないと親が思っている)。


と思っている親たちの、ねたみ、嫉妬が大きいのかもしれません。

そんな中、あたしがそれはないんじゃないのか、と思ったことがあった。

それがお受験を辞めさせる大きな理由となったのだ。



教室に、窓がないそうです。


いいですか、



教室に、窓が、ないんですよー。



ありえん!
刑務所じゃないんだから。


5歳の多感な時期に、窓のない部屋で授業。

いくらプログラムがよくても、これは人を形成するにあたってどうよ。

いやいや、学校に行っている間だけだから、たいした問題じゃないでしょう、ですかね?

でも、朝は晴れていたのに、学校を出たら雨って、ちょっと哀しくないですか?

雨がきそうだなーとか、あ、今、雪が降った瞬間、見ちゃったとか、そういうのって、ものすごく大切だと思うんだけどなあ。

通っている子どもたちが子どもらしくない、という話も聞きましたな、そういえば。

でもまあ、これは、アッパーイーストとウェストサイドの子どもたちを見れば一目瞭然なので、驚きはしませんが、自分の息子がそうなったらイヤだなあとも思ったり。

もちろん、ハンターカレッジ幼稚園に行ったら皆が皆そうなるのか、という話ではないとは思いますが、子どもは子どもらしくさせておかないと、どこかで破綻がくるだろうしね。

はっきりいって、こういうのって親の思いこみな部分が多いだろうし、もしかしたら獅子丸にとっては良い学校なのかもしれない。

そういった可能性を搾取したのではないのか。

入れなくとも、これからやってくるGifted & Talentedのテストに向けての、場慣らしではないけれど、経験になってよかったのではないのか(まったく知らない人と二人きりになって、親のいない他の部屋に行ってテストを受けるらしいから)。

などなどとぐるぐる考えたけれど、ずっともやもやしていたので、辞めてすっきり。

もう、あとは息子の生命力次第。

何もこれで人生が終わったわけではないし。

なによりも彼のこれからが、このスタート地点で多くが決まってしまうのではないか、という考えを持ってしまった自分が怖いと思う。

本来であれば、たくさんの選択があるべきなので。

とはいっても、ニューヨークでの学校選びは本当に大切なわけでして。

その辺りは追々書いていくことにします。
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