ニューヨーク、住んでみればこんなとこ

気がつけばNY滞在10年以上。2006年生まれの息子はハーレムの公立学校へ通っています。住んでみれば「こんなところ」なニューヨーク、をご紹介です。最近はナチュラルライフに興味ありです。Copyright © 2009 - 2015 "New York, sun de mire ba konna toko" All Rights Reserved. 無断転写はご遠慮下さい。

Sの話

さて、ウチの下の階に住むSの話。
まったく何をしているのが職業は不明。

7年ほど前までは6番街(レノックス・アベニュー)に花屋を構えていたけれど、その後閉店。

6年くらい前に7番街に娘さんが、健康食品店を開いたけれど、今はどうなっているのか不明。たかが2アベニュー向こうなのに、なんか行かなくなってしまっているので。
というかー、どの人が娘さんなんだ?
あ、一緒に住んでいないのか。



Sは実はインド人。
肌の色がハーレムにいる人たちと似ているけれど、ちょっと顔つきが黒人とは似て比なるなあと思いつつ、でもいろんな人がいるから……と思っていたら、インド人だった。

「ベイビーには日本語のみで話かけるのよ! 英語なんて学校が教えてくれるんだから。そうしないとバイリンガルにはならないわよ」
「あたしは自分の子どもにそうしたわよ。彼らは3カ国語話すから」

Sはインドの言葉が母国語で(インドって何カ国か言語があるんだよね?)、あと英語にアフリカの言葉、オランダ語に……あと一つ、どこの国の言葉か話せる。

コツは母親はひたすら子どもに母国語(あたしの場合は日本語)で話しかけるということらしい。

へええなんて聞いて、そのときにインド人と知ったんだけれど。

そんなSはこのアパートに20年は住んでいて、この界隈、怪しく知り尽くしている。

あたしがベッドバグに悩まされ、肌をばりばり掻きむしったとき「隣のアパートに非合法の医者がいるから処方箋書いてもらって大家を訴えたらいい」とか教えてくれたり、ねずみが出て困っているときには、自分の飼っている白猫を貸してくれたり(一度ねずみを捕まえてくれた)。

同居人が常に変わって(でもレギュラーな人もいる)、ほぼ毎日明け方ストリートから彼女を呼ぶ声がする。鍵を渡してやれよーと思うんだけれどな。

夏になると夜遅くまで隣のアパートの階段でチルって(タバコを吸いながらビール瓶を片手にリラックス)、その後1階に住む女性と夜中に大げんかしてドアをがんがん叩いたり。

去年、1年の間に4回もキッチンの天井が落ちてきたというのも驚くけれど、ガスが7年くらいも来ていないってのにはもっと驚いた。

7年!!

じゃあ、そこにあるガス台は……飾り?

「そうよ、だからぜんぜん料理とかしないのよ。でも最近胃の調子が悪くってね」

って、そらそーだろっ。
つか、やっと最近、なんですか?

なので電気のコンロが一つあって、あとは電子レンジとかそういう電気系ものが置いてある。

「だから家賃払っていないのよ。がはははははっ」
と大笑い。

ねえ、大家さんに言えばいいんじゃ……

と思うけれど、何かと影(というか、裏か)のあるS。
大家さんともいろいろもめているようでして。
それにあの大家もケチだからねー。

ところで今月半ばに傷つけられたアパートのドアですが、今だにそのまま。

おーい、一体どうなっているんだよー。

怪しいことを知り尽くしている分、怪しいことをやっているということで、きっと敵も多いんだろうか。

勘弁してくれよー。




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