6歳児獅子丸が今はまっている本がコレ↓
たらら〜ん♪
「
キャプテン・アンダーパンツ」
いやもう、はっきりいって、この絵とタイトルでどん引きなんですけれど。
アメリカではチャプターブックと呼ばれているものなんですが、日本語で言ったら「児童書」にカテゴライズされるのでしょうかね?
いたずらっ子のジョージとハロルドという2人の小学生主人公が作り出したスーパーヒーロー、それが
キャプテン・アンダーパンツ。
獅子丸が笑いながら声を出して読んでいるから、どれ、かーちゃんもちょっくら読んで見ますか。
と思って読んでみると……小学生の男の子が大好きな「下品」な内容満載。
つまり、トイレ話が満載。
うんちとか、おしっことか、おならとかね。
ちょっと眉、潜めちゃったりして。
かる~いナンセンスでくだらない(英語で言ったらsilly)内容なんだけれど、あれあれ、読んでいてこの馬鹿さ加減、よく知っているぞ?
思い出した。
あれに似ているぞ!
そう!
伝説の、あの人!
タケちゃんマン!だってジョージとハロルドが
キャプテン・アンダーパンツを作ったきっかけというのも「スーパーヒーローって裸みたい。下着みたいな格好をしている。だったらいっそのこと、本当の下着でいいじゃん!」
うん、確かに。
妙に説得力、あるんだけれどー。
最初のほうに漫画が載っているんだけれど
「あれはなんだ」
「鳥だ」
「飛行機だ」
「卵サンドイッチだ」
「違う! ぼくは
キャプテン・アンダーパンツだ!」

というこのくだり。
もちろんスーパーマンのパロディなんだけれど、この作品のすごいところがパロディーで留まっていないところ。
だって、空想でつくっちゃった
キャプテン・アンダーパンツが、本当に実在させちゃうんだもの(ここがまた、ちょっとあり得ない、ナンセンスなところなんだけれど、それすらも感じさせないパワーある内容)。
その
キャプテン・アンダーパンツが誰か、というのが物語をよりいっそう面白くしている要因ですかね。
実は一年近く前に近所の図書館で見つけたけれど、イラストといい、タイトルといい「なんだかな~」とイマイチ気が乗らなかったおかん。
でも獅子丸、今年から入ったクラスに置いてあるので読み出して、面白くってはまってしまったよう。
このシリーズ、爆発的に売れています。
1冊目が出たのが1998年。
そして今年もシリーズ10冊目が出ている大人気ベストセラー。
でもって出版社が児童書出版の鎮守のスコラスティック(ハリーポッターもここから出ています。いい絵本もたくさん)。
スピンオフ系というのか、オムツをはいた赤ちゃんを主人公にしたシリーズもあります。その名もSuper Daiper Babyって、そのまま(笑)。
こちらは漫画だったので、もっと早く読めるかも。

英語の勉強するには
洋書をたくさん読んで、と言われていて、あたしもニューヨークに来た当初はもっと難しめのものを読んで挫折して……の繰り返し。
これだったら「くだらない」と思いながらも、するっと2時間くらいで読めたかも、と思ってしまいましたョ。
ま、絶対に選択はしなかっただろうけれど。
でもこの本、イラストも入っているし、厚みもないし、なによりもくだらない。
そこがまた読みやすいんじゃないのかな、と思います(一応獅子丸との会話の一つとして、他も読んで見ようかと計画中)。
獅子丸はこの本、3時間くらいかけて読んでいる様子。
もちろん知らない単語はあるけれど、そんなのわからなくたってストーリーに支障すらないし。
さて、気になる英語のレベルはどのくらい?
となると、英語を習いたての中学1年生では難しいかもしれないけれど、中学英語レベル、それも多分2年生くらいじゃないのかな、と思うので、興味のある方は読んでみて下さい。
ちなみにアメリカでは7歳以上のレベルと
一応書かれてはいます。
でもね、本当にね、もうね、くだらないの!!(力一杯)
でも確かに男の子ってこういうの、好きだよ。
アメリカのアマゾンのレビューを読んでも「うちの娘が好きだ」とも書かれていたので、低学年向けの本としては、もはやクラッシックなカテゴリーとなっているのかな。つまり、マストアイテム的な。
ところで余談ですが、作者のDav Pilkeyさん、小学2年生あたりから、こういうsillyな漫画を描き始めたようです。それも授業もそっちのけで。
その様子をみた先生が「キミの残りの人生を、そんなくだらないことで潰してしまっていいのかい?」と言われた、ということです。
それがこんなに大ヒット。
世の中って何がどう転ぶか本当にわからないですね~。
↑ コチラの方が、もっと文字も大きいし、ページも少ないので読みやすいかも。
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