ニューヨーク、住んでみればこんなとこ

気がつけばNY滞在10年以上。2006年生まれの息子はハーレムの公立学校へ通っています。住んでみれば「こんなところ」なニューヨーク、をご紹介です。最近はナチュラルライフに興味ありです。Copyright © 2009 - 2015 "New York, sun de mire ba konna toko" All Rights Reserved. 無断転写はご遠慮下さい。

祭りの後〜幼稚園(キンダー)お受験を終えて、思ったこと

獅子丸の幼稚園お受験中は「ぜったいにギフテッドに入れないと!」と、勝手にイライラ、緊張していたおかんです。

というか、入れないと「彼の人生は終わった……」的感覚にまでなっていたんです。
だってハーレムにある公立なんて入れられませんもの!

でも1年経ってみれば、あの狂奏曲はいったい何だったんだろう、と、ふと思ったりもします。

ウチの場合は、city wideのギフテッドの学校に入ったけれど、結局合わなくって学校を替えた、ということもあるけれど、いろいろと考えてしまいました。

子どもはみんな勉強が好きです。
問題は、その「やり方」が子どもに合っているかが重要で、学校がXXだから大丈夫、ということではないんですよね。

こんな話を友だちから聞きました。

その友だちのお母さん友だちが言うには「ギフテッドの学校に入れなかったからって落ち込むことなんてないのよ。今入っている学校でトップになればいいだから。トップになるっていうのは、どれだけ子どもに自信がつけられるかわかる?」と。

ある子どものお母さんが、やっぱり教育熱心で、でも子どもがギフテッドの学校に入れなかったそうです。子どもは頭よく、数年後にギフテッドの学校へ編入しました。
ところがだんだと授業についていけなくなったそうです。

というのも、自分レベルがごろごろいるギフテッドの学校で、だんだん自信を無くしてしまった、というのが本当のところらしいです。
その子は最終的には学校を辞めてしまったそうです。

この大きな挫折をその子が乗り越えているといいのですが……。

そういえば、関西にある某国立大学で教授をやっている叔父が、こんなことを言っていました。

多くの受験生が、その国立大学に入るために受験勉強をしますよね。

特に東京やら大阪などの大都市では、東大、京大に入るなら、高校はここに入る、というのがあります。皆が皆某有名高校に入れるわけではありません。
入れなかった人たちは予備校で「東大コース」「京大コース」を取るっているかと思います。

でも、そういう、いわゆる有名名門高校、有名予備校から入ってきた生徒たちは、大学に「入る」ことが大きな目的になっているので、実際に入ってからは、地方からがんばって勉強してきた生徒と違って、伸びないんだそうです。
伸びきって大学に入ってきているそうなんです。

だから、大学に入ってからずるずると成績が落ちて、留年、もしくは退学してしまう確率が高い、と言っていました。

そういう話はよく聞きますが、実際、もう何十年も教授をやっている叔父から話しを聞くと、すごい説得力があります。

「ぼくは毎年、毎年、そういう生徒を見るんだよ」
「哀しくなるよ、そういう生徒を見ると」

それともうひとつ。

「神童、大人になっても神童ではあらず」だからな、とも言われました。


子どもによっては、いつ、何がきっかけで伸びるかわかりません。

ギフテッドの学校に入っているから、高校もギフテッドに入れるとは限らないんですよね(確率的には20%とか30%くらいだったではないでしょうか)。

幼稚園の時から宿題をたくさんやって、1学年、2年上のことを学ぶことに、いったい何の意義があるんでしょう?

子どももそうだけれど、親自体が、いつまでも追い詰められているような気分になってしまうんではないんだろうか? と、たかだか1ヶ月しか通わせなかったけれど、何人かと話をしたら、そんな感じがしました。

もちろん、子どもさんが学校に合って、親も子どもも満足している人たちもたくさんいるので、一概に「ギフテッドに入れたってさ~」と否定しているわけではないのです。

だって、もし獅子丸がアンダーソンかネストに通っていたら?

と、後ろ髪をひかれまくった時がありますから。

でも今通っている学校がすごく彼には合っているし、先生が本当に「こんな先生がいたらいいな」と思えるほどの先生なので、さすがにもう思いませんけれどね。

親も、そして子どもも満足のいく選択ができるのが、本当に一番いいことなんだと、つくづく思っています。





ランキングに参加しています。
ワンクリック、お願いしまする。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。