ニューヨーク、住んでみればこんなとこ

気がつけばNY滞在10年以上。2006年生まれの息子はハーレムの公立学校へ通っています。住んでみれば「こんなところ」なニューヨーク、をご紹介です。最近はナチュラルライフに興味ありです。Copyright © 2009 - 2015 "New York, sun de mire ba konna toko" All Rights Reserved. 無断転写はご遠慮下さい。

2011年11月の記事

隣人が亡くなっていた

ご無沙汰です。

なんだか暖かくって気持ちの悪い11月なニューヨークです。

最近、隣に住んでいるおじさんの声が聞こえないなあ、姿が見えないなあ、なんて思っていたら、なんと11月3日に亡くなっていた。



あたしの住んでいるアパートは全部で6世帯。
その多くの人たちはもう30年以上は住んでいる人たち。
上の階の老夫婦なんて45年くらい住んでいるんじゃないだろうか。

ということで、6年しか住んでいないあたしは圧倒的新参者。
獅子丸にいたっては、もう孫みたいなもの。

詳しいことは知らないけれど、隣に住んでいたおじさんは、仕事をリタイアして年金生活をしていたようだ。

おじさんが亡くなったことを知ったのは、アパートの入り口に「お葬式のお知らせ」が貼ってあったから。
でもお葬式の場所はブルックリンで、ハーレムなのになんで? なんて思っていた。

いや、正確にはおじさんの名前を知らず、またハーレムコミュニティー内で、つまり隣のアパートの住人が死んだ場合でも連絡があるので、そういうことなのかなあなんて思っていた。

でも実際は違ったのだ。
隣に住んでいたおじさんのことだったのだ。

お葬式が執り行われた12日、アパートの前に簡易祭壇が出来ていた。

その時、初めておじさんが亡くなったことを知った。

自分が釣った魚を持っているおじさんの写真。

そういえば今年の夏、「坊主(獅子丸のこと)がもうちょっと大きくなったら釣りに連れて行っていいかい?」と訊いてきたっけ。
玄関先から、魚を揚げている音がよく聞こえたっけ。
あれは自分で釣った魚をフライにしていたのかな。

獅子丸を見ては「Yo, what's up man?」と声をかけてきてくれて、ハロウィーンにはキャンディーをくれたこともあったなあ。

「お母さん、ここ、お手紙がいっぱいだね」
と、おじさんの郵便受けを叩きながら獅子丸が言う。

「うん、死んじゃったから誰もお手紙を取れないんだよ」

子どもに

人が亡くなる

ということを教えるのは難しいけれど、なんとなく、それがどういうことなのか、肌で感じとっているようだ。

おじさん、あちらの世界でも釣りして楽しんでいるといいなあ。



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