ニューヨーク、住んでみればこんなとこ

気がつけばNY滞在10年以上。2006年生まれの息子はハーレムの公立学校へ通っています。住んでみれば「こんなところ」なニューヨーク、をご紹介です。最近はナチュラルライフに興味ありです。Copyright © 2009 - 2015 "New York, sun de mire ba konna toko" All Rights Reserved. 無断転写はご遠慮下さい。

カテゴリー "獅子丸の本箱" の記事

初めて朗読した本『だんまりうさぎ (新しい幼年創作童話(15))』

日本語をキープさせるには、日本語の本の朗読、それも声に出して読ませる、つまり朗読ですね、がいい! と聞いたことがあります。

なんでも1日10分でもいいから、ということらしい。

だけど、それがまたむつかしーのです。

とくにウチの場合は補習学校には通わせていないし、日本語を話す友だちとも公用語は英語になっちゃっているし。

2歳くらいから『こどもちゃんれんじ』をやらせていて、ひらがな、カタカナはばっちり! なんて思っていたけれど、きたきたきた、ここに来てほとんど読めなくなってきました(涙)。

いや、読めるけれど「えーっと」「うーん」と、すごい時間がかかるようになった……。

獅子丸自身としても「どうして日本語を読めないと、書けないといけないの?」と思い始めている時期じゃないだろうか?

確か6歳くらいが「どうして日本語を勉強しなくっちゃいけないの?」と疑問をもつターニングポイントと言われていなかったっけ?

聞く分には今のところ不自由はしていないんだから、別に無理して読めなくてもなあ、書けなくてもなあと思っていたら

「おかあさん、ぼく、これ、読んでみる」と!

あら!
自発的に来ましたョ!!

獅子丸が選んだのが、この本

だんまりうさぎ (新しい幼年創作童話(15))だんまりうさぎ (新しい幼年創作童話(15))
(1979/12)
安房 直子

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ということで、1日に1ページ、だいたい10分未満、眠る前に読んでいます。

個人的にはどうよ、これ?
と思われる挿絵なんですけれど(だってあまりにも女子うさぎの格好がおばはんくさい。タイトスカートであんた、どこのOLっすかっ! と突っ込み入れたくなる)。

そんなオカンの思いとは別に、届いた時からこの本にはまった獅子丸。

読む、というよりも、ただ単に平仮名を目で追って、言っているだけ。

「そ こ に は(はあ、ため息)」「は た け が(ちょっと語尾上がる)ありました」

だんまりうさぎは び……つ く り し て」
と、小さい「っ」が入ると難しいらしい。

もちろん「びっくり」と教えているけれど、まあ、何はともあれ自分で「読む」と決めたので、これでいいか、取りあえずと思っていたら、どうやら駄目なようです。

サイトをぐぐっていたら、こんなのを発見。

音読のポイントは、先を予測しながら文をくぎって読んでいくこと。
ただ単に文字を発音するだけではありません。
というのも、意味がわからないのにただ機械的に読んでいても、それは「読んでいること」にはならないからです。


ぎくっ、
だめじゃん、獅子丸。

親の役割は、質問をはさんだりしながら本当に理解して読んでいるのかをチェックしてあげること。
単に「上手に読めているかどうか」だけでは、あまり意味がありません。

あら、耳がイタイわ。

情景や登場人物の心理などを質問して、子どもに「自分の考えを言葉にする」練習をさせることは、言語発達の大きな助けになります。

だそうです。

でもね、うちでは難しいような気がしますね。

質問しても意味わかっていないと、つい「なんだョ、意味わかってないのかよ」と気持ち舌打ちしたい気分になってしまいそうだから。

でも、せっかく獅子丸が自ら進んで音読をやり始めたのだから、その気持ちを十分にくみ取ってあげないと、ですね。

できるかなあ。
やらなくっちゃな。




思えば獅子丸が2歳児の頃、この本をよく「声に出して」読んであげたものです。
また読もうかな。




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スーパーヒーローは下着男

6歳児獅子丸が今はまっている本がコレ↓
たらら〜ん♪

The Adventures of Captain UnderpantsThe Adventures of Captain Underpants
(2012/01/01)
Dav Pilkey

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キャプテン・アンダーパンツ

いやもう、はっきりいって、この絵とタイトルでどん引きなんですけれど。

アメリカではチャプターブックと呼ばれているものなんですが、日本語で言ったら「児童書」にカテゴライズされるのでしょうかね?

いたずらっ子のジョージとハロルドという2人の小学生主人公が作り出したスーパーヒーロー、それがキャプテン・アンダーパンツ

獅子丸が笑いながら声を出して読んでいるから、どれ、かーちゃんもちょっくら読んで見ますか。

と思って読んでみると……小学生の男の子が大好きな「下品」な内容満載。
つまり、トイレ話が満載。
うんちとか、おしっことか、おならとかね。

ちょっと眉、潜めちゃったりして。

かる~いナンセンスでくだらない(英語で言ったらsilly)内容なんだけれど、あれあれ、読んでいてこの馬鹿さ加減、よく知っているぞ?

思い出した。

あれに似ているぞ!

そう!
伝説の、あの人!


タケちゃんマン




だってジョージとハロルドがキャプテン・アンダーパンツを作ったきっかけというのも「スーパーヒーローって裸みたい。下着みたいな格好をしている。だったらいっそのこと、本当の下着でいいじゃん!」

うん、確かに。
妙に説得力、あるんだけれどー。

最初のほうに漫画が載っているんだけれど

「あれはなんだ」
「鳥だ」
「飛行機だ」
「卵サンドイッチだ」
「違う! ぼくはキャプテン・アンダーパンツだ!」

captain2.jpg

というこのくだり。
もちろんスーパーマンのパロディなんだけれど、この作品のすごいところがパロディーで留まっていないところ。

だって、空想でつくっちゃったキャプテン・アンダーパンツが、本当に実在させちゃうんだもの(ここがまた、ちょっとあり得ない、ナンセンスなところなんだけれど、それすらも感じさせないパワーある内容)。

そのキャプテン・アンダーパンツが誰か、というのが物語をよりいっそう面白くしている要因ですかね。

実は一年近く前に近所の図書館で見つけたけれど、イラストといい、タイトルといい「なんだかな~」とイマイチ気が乗らなかったおかん。
でも獅子丸、今年から入ったクラスに置いてあるので読み出して、面白くってはまってしまったよう。

このシリーズ、爆発的に売れています。

1冊目が出たのが1998年。
そして今年もシリーズ10冊目が出ている大人気ベストセラー。
でもって出版社が児童書出版の鎮守のスコラスティック(ハリーポッターもここから出ています。いい絵本もたくさん)。

スピンオフ系というのか、オムツをはいた赤ちゃんを主人公にしたシリーズもあります。その名もSuper Daiper Babyって、そのまま(笑)。
こちらは漫画だったので、もっと早く読めるかも。

captain.jpg

英語の勉強するには洋書をたくさん読んで、と言われていて、あたしもニューヨークに来た当初はもっと難しめのものを読んで挫折して……の繰り返し。

これだったら「くだらない」と思いながらも、するっと2時間くらいで読めたかも、と思ってしまいましたョ。
ま、絶対に選択はしなかっただろうけれど。

でもこの本、イラストも入っているし、厚みもないし、なによりもくだらない。
そこがまた読みやすいんじゃないのかな、と思います(一応獅子丸との会話の一つとして、他も読んで見ようかと計画中)。

獅子丸はこの本、3時間くらいかけて読んでいる様子。
もちろん知らない単語はあるけれど、そんなのわからなくたってストーリーに支障すらないし。

さて、気になる英語のレベルはどのくらい?

となると、英語を習いたての中学1年生では難しいかもしれないけれど、中学英語レベル、それも多分2年生くらいじゃないのかな、と思うので、興味のある方は読んでみて下さい。

ちなみにアメリカでは7歳以上のレベルと一応書かれてはいます。

でもね、本当にね、もうね、くだらないの!!(力一杯)
でも確かに男の子ってこういうの、好きだよ。

アメリカのアマゾンのレビューを読んでも「うちの娘が好きだ」とも書かれていたので、低学年向けの本としては、もはやクラッシックなカテゴリーとなっているのかな。つまり、マストアイテム的な。

ところで余談ですが、作者のDav Pilkeyさん、小学2年生あたりから、こういうsillyな漫画を描き始めたようです。それも授業もそっちのけで。
その様子をみた先生が「キミの残りの人生を、そんなくだらないことで潰してしまっていいのかい?」と言われた、ということです。

それがこんなに大ヒット。

世の中って何がどう転ぶか本当にわからないですね~。




↑ コチラの方が、もっと文字も大きいし、ページも少ないので読みやすいかも。



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クリスマスに読みたい絵本:The Gingerbread Pirates

The Gingerbread PiratesThe Gingerbread Pirates
(2009/09/08)
Kristin Kladstrup

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アメリカの子どもたちって、クリスマス・イヴの夜にプレゼントを持ってきてくれるサンタクロースのために『ジンジャーブレッドクッキー』を作りますよね?

で、子どもが起きてくる前に親がひとかけら食べておく、という演出をして「ほうら、サンタさん、来たね〜」なんて言うらしく。

今回紹介する絵本は、ジンジャーブレッドクッキーをパイレーツ(海賊)にして、クリスマス当日を待ち望む男の子、ジムが主人公のお話。

ジムが作ったキャプテンクッキーは、ジムが寝ている間にベッドの脇から抜け出して、仲間を探しに出かけます。
そこにはたくさんの危険が待っていて……果たして彼は仲間に会えるのでしょうか?



おいおい、クッキーって生きているのかよ? 



という、大人は事情は横に置いておいて。

はらはら、どきどき、男の子が好きそうな冒険物語ですよん。

クリスマスっていいなあ、と読んでいて思ってしまいましたし。

対象年齢が4歳以上と書いてあるんだけれど、近所の図書館で見つけて獅子丸に読んであげたときは、3歳の時。獅子丸、大喜びして翌年には購入してしまった絵本。

アマゾンのレビューを読んで見るとおおむね好評だし、クリスマスに必ず読みたい絵本としても取り上げられていますね。
この時期、本屋さんに行けば他のクリスマス関係の絵本とともに並んでいます。

英語のレベルは……得意でないわたしとしては「難しかった」印象。
意味も発音もわからない単語のオンパレード!
(そうなんだよ、どんなに優しいと言われている本でも、知らない単語って必ず一つはあるんだよね)。

でも、中学3年生くらいのレベルなのではないかと思います。

さ、今年もこれからキャプテンクッキーを作ります。







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しりとりクリスマス絵本

ぶたたぬききつねねこぶたたぬききつねねこ
(1979/01)
馬場 のぼる

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実はコレ、クリスマスの絵本。

え?
この絵本のどこがクリスマス

なんだけど、読んでみたら、クリスマス絵本、なんです(笑)。

作者の馬場のぼるさんって確か漫画家さんじゃなかったかしら?

そのせいか、線が漫画的で他の絵本作家とはちょっと違う感じがします。

そしてこれ、文章がみんな「しりとり」なんですよね。

最初は「おひさま」から始まって、最後が「クリスマス」。

さて、どうやって繋がっていくのでしょうか?

馬場のぼるさんの愉快な絵と、奇想天外なしりとりのつながり方がとっても楽しく、読んでいて、おお、そう来たか! と思わずうなりますね。

前に紹介したブッククラブで2歳児コースの時に、届けてもらった絵本ですな。

大丈夫、6歳の今も大喜びで読んでいますから。
これ、1歳とかでもいけるよね?




あれっ、「その2」が出ている!







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『こぎつねコンチ』で心がほっこり

獅子丸が生まれてまもないときから、日本にある絵本専門店『メルヘンハウス』から毎月絵本を届けてもらうブッククラブサービスを受けています。

毎月毎月、どんな絵本が届くのかな

最初の頃は子どもよりも親のほうが楽しみだったのですが、大きくなるにつれて獅子丸も「どんな本が届くのかな?」と心待ちしています。

日本から絵本が届くことのメリットは

どの絵本がその年齢の子どもにとっていいのか?

ということを悩まなくてもいい、ということ。

もちろん絵本に善し悪しをつけるのはどうかと思うけれど、その年齢に合った絵本を探すのは難しい。
いいな、と思ったとしてもミッドタウンにある紀伊國屋でほぼ倍の値段で買わなくてはいけないし、ブックオフにいつもいつもあるとも限らない。

それでも両店は常に利用はしていますが……何かしらやっぱり買ってしまう。

もうひとつのメリットは

その対象となっている年齢と同じくらいの日本語が、獅子丸は理解しているのか?
もしくは理解していないのか?


ということの判断基準にもなります。
※ここでは「読める」「読めない」は含んでいません。

ということで、前置きが長くなりましたが、先月の9月に届いた本がこちら
こぎつねコンチ (子どもとお母さんのおはなし)

作者は中川李枝子さん
絵は山脇百合子さん

『ぐりとぐら』でおなじみの姉妹コンビ
『いやいやえん』もこちらのコンビですね。

カバーの裏にこんなことが載っています。

季節の移り変わりのなかでい営まれる、
幼い子どもとお母さんの
ゆたかな生活をえがいた、
はじめて読んできかせるのに
ふさわしいお話。


えっ、初めて!?

もっと難しい本とか読み聞かせているよ〜〜〜〜(汗)

と思ってしまったけれど、獅子丸の食らいつきはすごかったです。

全部で12章から成りたっているのですが、ひとつひとつが短くて、でもそれぞれの季節を表していて四季折々が感じられます。

とくに主人公きつねのコンチ(推定年齢4歳くらい?)とお母さんの会話が素晴らしいこと!

第一章の「ポケット」
お母さんがミシンでエプロンを作っています。
前には大きな大きなポケットがついていて、コンチもポケットが欲しいとお母さんにおねだり。
「それならかんたんよ」とポケットを作り始めるお母さんですが、できあがったのは大きすぎてどこにも付けることができません。小さくしようとしたら、大きなままのポケットがいいの、とコンチ。
そこでお母さんが考えたのは、もう一枚同じ大きさのポケットを作って、手さげにしたのです。

「おかあさんって あたまいい! ぼく おかあさん だいすき」
と、コンチは おかあさんに とびつきました。
「わたしも コンチが だいすきよ」
と、おかあさんは コンチのせなかを ぽんと たたきました。


ここの部分を読んだ時、獅子丸とおかんもぎゅーっとハグ。

コンチの疑問とかが、そうそう、獅子丸もこんなこと、訊いてきたよな〜とか、親が読んで共感することばかり。
というよりも、コンチのお母さんの対応を見習おうと思ったり(苦笑)。
ある意味勉強になりました。

それよりも、作者がどうしてこんなに子ども目線なんだろう?

と、ちょっとうらやましくもなったりしちゃいました。


やっぱりまだまだ中川さんの本、欲しいなあ。






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